K君が、じょうろを片手に呼びに来ました。
「先生、来てごらん!凄いんだよ!早く早く💦」
もう大興奮です。凄~い物を見つけたようです。
「芝生にね、穴が開くんだよ!」……ん?……穴?
案内されて行ったのは、ホール下の鉄棒の所です。
なるほど、鉄棒の下に敷いてある人工芝のことね。
「ほら、見ててごらん!こうやって水をかけるとね
芝生に穴が開くんだよぉ~~~~!」
厚み1㎝くらいのプラスチック製の人工芝は
砂に埋もれていて、ほとんど見えません。
でも、水をかけると写真の通り穴が開くんです。
おわかりでしょうか? (*^_^*)
アメリカ大陸を発見したコロンブスや、
相対性理論を発見したアインシュタインも、
こんな顔をしたのかなぁ~、と思わせるような、
とびっきりの笑顔です。
『人工芝が埋もれてて、砂の中に空洞があるから
水をかけると穴が開くんだよ……。(^.^)』
と、その理由を教えたくなりますが、
もったいなくて、そんな事は言えません💦
「うわぁ~~~! すっご~~~い!!!」
ここ一番の名演技で、感動を分かち合い、
彼が嬉しそうに水をかけるのを見守りました。
K君! 大きくなって、学校で勉強する沢山の事は、
こういう日常の不思議に繋がっているんだよ。
君が、砂の穴の謎を解く日はいつだろうね。
その頃のK君に会いたいなぁ💙と心から思います。